皆さん、こんにちは。
皆さんからの投稿などをもとに、くまモンが「東京の中のくまもと」に出没し、その魅力をくまモンがPRする「くまもとサプライズin東京」。
今回でもう第6回目になります!!
読者の皆さん、いつもご覧いただきありがとうございます!
さて、6回目となる今回、くまモンはどこにおじゃましたんでしょうか!?
おや?くまモンとお兄さんにただならぬ空気が・・・・・
「この勝負、絶対に負けられないモン!」
「子どもだからって容赦しないよ、くまモン!」
「やったー!僕の勝ちだ~。いきなり団子ゲット~、ありがとう(^^)くまモン♪」
「くやしいモン!いつもお兄さんに負けるモン!」
「何か秘密があるんじゃないかモン!」
「これこれ!『覚林寺』の御勝守!覚林寺にお参りに行ってからは、勝負ごとに強くなっちゃって」
「『覚林寺』ってたしかせいしょこさん(清正公)ゆかりのお寺じゃなかったかモン?」
「よく知ってるじゃない!武運の強かった清正公にちなんだここの「勝守り」は勝負ごとに効くと評判なんだよ」
「お兄さん、ボクに今まで黙ってたのかモン、モンモン(ぷんぷん)!」
「ごめん、ごめん!お詫びじゃないけど、今日行ってみようか?実は覚林寺を紹介してくれた読者の方がいるんだ」
「行くモーーーーーン!」
「Kさん、投稿サンくま~☆」
今回投稿いただいたKさん。熱烈なくまモンファンで、くまもとが大好き!という方です。
それでは、さっそく訪モンしてみましょう!
「レッツゴーだモン!」
「立派なモン構えだモン!」
「この山門には、おごそこな雰囲気が漂っているね、くまモン」
今回、おじゃました「覚林寺」は、熊本ではまず知らない人はいない「加藤清正公」にゆかりのあるお寺。
「加藤清正」といえば、戦国時代を代表する武将の一人。(上の写真は、熊本城界隈撮影のもの)
豊臣秀吉子飼いの武将として知られ、武勇の誉れ高い人物です。難攻不落の要塞城として名高い「熊本城」を築城したのも清正公です。
築城だけでなく、新田開発、河川改修、南蛮貿易による経済政策など、今のくまもとの発展の基礎を作った方で、県民からは「せいしょこさん」の愛称で親しまれています。
清正公について詳しく知りたい方は こちらの動画をぜひ!
「覚林寺」は、寛永8年(1631)に日延上人が創建した日蓮宗のお寺。
日延は朝鮮国の王子で、加藤清正が朝鮮出兵の際に、捕虜として日本へ連れてきました。
わずか4歳だったそうですが、清正公に養育され、法華経の信者である清正の影響で信仰に励み、日蓮宗の最高位まで昇ったそうです。
寛永8年に、清正の恩に報いるため、覚林寺を開き清正公を祀りました。
ちなみに、地元では、「白金の清正公(せいしょうこう)さま」として親しまれているようです。
せいしょこさんが、東京・白金台で、地域の方からそこまで親しまれていることにびっくり!
まさに「くまもとサプライズin東京」ですね!
「今日はよろしくまお願いしますモン。」
中に入って、まずはきちんと副住職にご挨拶。
境内の真ん中には、「浄行菩薩」様がいらっしゃいます。
この像を水で洗い清めることで、自分自身の煩悩を清めることになるようです。
ところで、くまモンの煩悩って何なんでしょうね(^_^;)
やっぱり、「たくさんご飯食べたいモン!」っていう食欲でしょうか・・・・・
「くまモン、これが清正公堂だよ!」
「清正公堂は、拝殿・幣殿・本殿からなる権現造形式だモン!」
「えっ!くまモン、覚林寺初めてでしょ?」
「ここに詳しく書いてあるモン!」
「そういうことね~」
破風や柱には素晴らしい彫り物がされています。
皆さん、「覚林寺」にお越しの際は、ぜひここは見てくださいね。
見事な木造彫刻は一見の価値ありですよ!
木鼻や懸魚など迫力ある見事な木彫りの彫刻!
「みんなでお賽銭だモン!お兄さんお金サンくま☆」
「もう~、あとでちゃんと返してよ!部長のくせに手持ちがないだなんて!」
熊本の礎を築いた「せいしょこさん」に深く感謝です。また、くまもとから遠く
離れたこの東京の地でこうやって、清正公の足跡が残り、地元の方に親しまれていることは、とても感慨深いものがありますね!
清正公堂の屋根に見えるのは、加藤家の家紋「桔梗紋」と「蛇の目紋」(丸いほう)です。加藤家の紋は清正の甲冑に用いられている「蛇の目」が有名ですが、「桔梗」紋も用いていたことはあまり知られていないようです。
戦には「蛇の目」、慶事には「桔梗」と用途によって使い分けていたといいます。
「どうしたの、くまモン?考え込んじゃって」
「将来、ボクをかたどった「くま紋(モン)」が・・・ごにょごにょ・・・」
くまモン、どうやらとんでもないことをモン(妄)想中だったようです・・・
「ところでお兄さん、お守りはどこでもらえるのかモン?」
「・・・ごめん!それなんだけど・・・くまモン!御勝守は、毎年5月4日・5日にある「清正公大祭」のときしかないんだって!」
「ばっ!!!!本当かモン!ショッくま~・・・」
「お詫びに、夕飯おごるよ~」
ちなみに、この「御勝守」。清正公が大変武運が強く、勝負ごとに強かったことから、「菖蒲(しょうぶ)入りの御勝守」として、毎年清正公大祭のときのみ授与されます。それを求めて、多くの人で覚林寺がにぎわいます。
首都圏にお住まいの皆さん、今年の大祭いかがですか?
みんなでお参りして、御勝守を手に入れ、今年の勝負運を強くしましょう!
絵馬札にも受験や色々な勝負事のお願いが書かれていました。御利益あるといいですね。
くまモン、あんまりのぞき見しちゃダメだよ。
本堂や稲荷堂にもお参りしました。
ついでに、境内にあるバスケットゴールでちょっと遊んだり・・・
覚林寺をたっぷり堪能したくまモンたちでした(^o^)
「覚林寺を『くまもとサプライズin東京・第6号』に認定だモン!」
「そしてまた近いうちに、『東京の中のくまもと』紹介するモン。たくさんの情報を待ってるモン。」
それでは、第6回「くまもとサプライズin東京」はこのへんでおしまいに。
♪はい、おしまい!あとぜき!♪
白金の清正公さま「覚林寺」
所在地: 東京都港区白金台1丁目1−47
TEL: 03-3441-9379